去年の年末旅行は飛行機で遠くまで行ってから、だんだん戻ってくる形で、今回のはその逆。最終日の今日、飛行機で一気に戻る。
9:30起床。ホテルを出たのが10:00すぎだった。
今日見るところは別に決めてない。飛行機の時間までぶらぶらしている予定だ。
朝食はセイコーマートのホットシェフ製シャケおにぎり。
地震の時に話題になったあれだ。どんなものだか気になっていたのだ。
あったかくて海苔の風味もちゃんとあってたいへんおいしかった。一昨日の大鰐温泉で乗っかった体重計の記憶さえなければ、もう一個食べたいくらいだ。
一日乗車券が大好きなので、この日も購入。
ドニチカというご機嫌な名前の切符は、札幌の地下鉄が一日乗り放題になる土休日用の乗車券だ。
札幌駅に着くとまずは新千歳空港行きのバス停を確認した。バスターミナルからちょっと離れた場所にあった。その近くのコインロッカーに荷物を預けた。
おみやげになるようなものあるかなぁとデパートの地下をさまようも、ちょっといいリンゴとかそういうのはないみたい。
年末オードブルなるものが飛ぶように売れていた。年末オードブルとは洋風おせちともいうべきようなもの。当たり前のようにそれが売られていることに違和感を覚えた。自分が知らないだけで、全国的に一般的なものなんだろうか。ググってみると、やっぱり北海道地方独特の習慣みたいだ。
旅先で時間があったら、スーパーやデパ地下を冷やかすようにしているが、実際、地方色が出ていることなどほとんどない。ここまで変わったものを見つけたのは初めてかもしれない。
北海道庁旧本庁舎を裏から。年末なので入れない。
北海道最後の食事はスープカレーにしようと思って狸小路周辺まで歩いたが、示し合わせたかのようにシャッターを下ろしていた。
ここにきて牛丼屋とかファミレスはごめんだ。
ググって見つけたのは、こちらのお店。
ドキュメント72時間でも取り上げられた、すすきのにある二十四時間営業のおにぎりやさんだ。ここならやってるだろうと、ふたたびすすきのに向かうも、当たり前のように閉店している。年末年始のアドリブ営業はまったく読めない。
そうか、空港か。
新千歳空港のレストラン街ならやってそうじゃない?
そこにあわい期待を抱いて、札幌の食事はあきらめる。
旅先で見つけた観覧車には問答無用で乗る主義。
雪が降っているため視界が悪かった。ほかにだれも乗ってなかった。
もう少し時間があったので、二条市場まで足を伸ばした。
かにがたくさん売られていた。おみやげになんか買っていこうかと迷ったが結局、スルーしてしまった。
まあ、こんなものかな。
15:15分のバスで札幌駅を離脱。新千歳空港に向かう車中にメール着信。
飛行機の出発が遅れるお知らせ。
途中、札幌ドームを車窓から見た。
新千歳空港に着いてすぐにチェックイン。少しだけ手こずって、チケットを手に入れるのも毎度おなじみ。
中途半端に時間があまってしまった。新千歳空港には温泉もあるのだけど、ゆっくり浸かっている気分でもないし、どうやって時間をつぶそうか……。
まずは遅い昼食、早い夕食でいいかと、こちらのお店でスープカレー。
スープカレーlavi 新千歳空港店 (ラビ) - 新千歳空港/スープカレー [食べログ]
MAXで50辛まであるそうなのだが、メニューにある5辛にした。スープカレーを食べたのは初めてだったがほんとおいしかった。
残り一時間半はおみやげ物色に費やした。
迷ったあげくに結局、ルタオの新作にするあたりが思うつぼ。
ルコッタ : チーズケーキの通販、お取り寄せならLeTAO | 小樽洋菓子舗ルタオ
この味を持ち帰れるようにしたのがルタオのすごいところ。
ほか、じゃがぽっくる、若ししゃもの干物、白いブラックサンダーなどを購入。
ここで濃厚ソフトクリームをいただく。
きのとや 新千歳空港店 (KINOTOYA) - 新千歳空港/ケーキ [食べログ]
これはまじ濃厚で重かった。文句なくおいしいんだけど、もう少し軽いほうが好みかも。
そうこうしているうちにようやく搭乗手続きの時間。
テロ防止のため、入念な身体検査を行ってますというアナウンスがあったが、実際はこれでいいのかよと戸惑うレベルのざる検査だった。
三日前、この便を予約したときは、ほとんどの席が空いてたのに、結局満席となっている。どういうからくりがあったら、こんなことになるのかわからなかった。
離陸のときのななめっぷりは何度経験しても楽しい。窓際の席だったので外を見てたが、雲の中に入ってしまって、目は本に転じた。
21:10成田に到着。
21:45千円バスに乗車。
22:50東京駅に到着。
銀座まで乗ればよかったのだが、間違って東京駅で降りてしまう。千代田線二重橋まで歩いた。
23:10頃の東京メトロ千代田線に乗車。
足を組んでる人に足を組まないよう注意してまわるおばさんが車内で大活躍してる。
自宅の最寄り、経堂に着くとピーコックだけが店を開けてたので、牛乳やら年越しそば用の天ぷらなど買う。
帰宅後、年越しそばを作る。
食べる頃、とっくに年は明けている。