あっという間に旅行の最終日。金沢からは北陸新幹線で一気なので、新幹線の時間までだらだらしてれば良い。
早めのバスに乗るために早起きをした。この日も朝食付きプランで、やっぱり似たようなメニュー。今回の旅は、ホテルの朝食バイキングが多かった。ベターではあるけど、ベストではないね。三日に一回くらいがちょうどいいかも。次からはもっとよく考えたい。
朝風呂にも浸かった。ここの温泉はやっぱり熱い。
バスを一本遅らせれば、輪島の朝市をゆっくり回れたのだが、年末だし、混んでたらいやなので8:03のバスにした。
小雨が降り続いていた。水平線の向こうまでずっと雲が続いている。日本海というイメージそのままの鈍い景色。
寝たり起きたりしているうちに金沢に戻ってくる。
10:30前に金沢着。
近くのコインロッカーが埋まってて、遠くまでいって荷物を預けた。
一日バスチケットの二枚目を購入。
まずは、いわずと知れた観光名所兼六園にいった。
年末年始は無料開放とのことで入園料が必要ないとのことで、二日前はスルーしていたのだった。兼六園は庭園で、実際、そんな興味なかった。隣接する郷土博物館に興味があったが、当たり前のように閉まっている。風が強くて、寒い寒い。
昼食にしようと近江町市場に向かうと、すんごい人混み。東京でいえばアメ横みたいな感じで、年末の買い物客でごった返していた。場所によっては歩くのもやっといった状況。人気店は大行列で、人気ない店も行列ができている。
困ったなぁと思って歩いていると、近くのビルに少し高級そうなお店を見つけて妥協した。
こちらで海鮮丼をいただいた。空いてて良かった。ビールをつけたような気がしないでもないがいまとなっては覚えてない。海鮮丼は美味しかった。
少し温まったので観光再開。
行きたい方向のバスを見極めるのに手間取った。金沢はほんと人が多い。
東茶屋街をあるいた。
外国人観客も大満足な観光地。
寒さに負けてもう新幹線乗っちゃおうかとも思ったが、すぐ近くにある主計町茶屋街にも足を伸ばす。
すぐ近くにある東茶屋街は外国人観光客でいっぱいなのにこちらは静かで雰囲気満点。角から芸者さんが出てきそうだった。
路地の奥にある階段をのぼると神社に出た。歓楽街近くの神社なのでいろいろな話がありそう。
何の気なしにぶらぶらしていると、泉鏡花記念館を見つけた。
泉鏡花の生家とのこと。たまたま見つけてラッキーだったが、やってなくてアンラッキーだった。これはほんとに見たかった。
さて、ぼくはこれから、金沢の街をさまよい、どこかで夕食を済ませ、ロッカーから荷物を受け出して、新幹線に乗る。
ただ、夕食でなにを食べたか覚えてない。なんも食べなかったんだっけ?
新幹線で飲むようにビールとつまみを買ったような記憶もあるのだが、それはこの日のことだっけ? うっすらと、ここでおむすびを買った覚えもある。
最終の新幹線で戻ればいいと思っていたが、別段、ほかにやることもなく、18時~19時台の新幹線に乗った気がする。
北陸新幹線にはじめて乗った。あっという間に東京に着いた。
大晦日の東京駅はひとも少ない。
中央線で新宿。新宿から小田急線に乗って、いつもの通勤路に戻ってきた。
地元駅のスーパーには、半額になったかき揚げがずらりと並んでいる。揚げすぎ。それを一個とあとは牛乳などを購入して二十分歩いてようやく自宅につく。
今年も旅が終わった。
年を越す前にそばにありついた。