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赤と黒の十字架

映画「赤と黒の十字架」の作品データがfilmarksにない(登録をリクエスト中な)ための感想避難所。

 

DVD化されてない豪華キャストのテレビ映画。

ヴァチカンに逃げ込んできた4,000人以上の命を救った険邪聖省(元は異端審問。いまは教理省)に所属していたヒュー・オフラハティ司祭についての物語。自ら危険を顧みず大勢の命を救ったオスカーシンドラー系の人物。

アイルランド出身者で征服者が嫌い。ゴルフ、ボクシングの才能があるなどもプロットして組み込んであった。

ナチスドイツによるイタリア・ローマ占領を、バチカン視点で描くという設定がレアでありがたい。

フランス・パリを占領していたドイツ国防軍のコルティッツ将軍は「パリは燃えているか?」「パリよ永遠に」に登場するので知ってたけど、この映画に出てくるナチスドイツ親衛隊ヘルベルト・カプラー大佐は初見だった。

ローマにおけるゲシュタポの長官兼ねている。

作中に登場するファシスト秘密警察というのは、元黒シャツ隊という理解で大丈夫っぽい。

グレゴリーペックがあのローマで活動しているというのもなにかわくわくするものがあるし、尼僧姿を含めたコスプレしてるのも楽しかった。

思わず熱くなったのは、

・黒シャツ隊のみなさんが、司教の銃殺を拒んだところ。

・司祭が家族を逃がしてくれたことを知って、どんな手段を使ったのか白状すれば罪が軽くなるといわれても大佐がすっとぼけたところ。

Wikipediaによれば、戦後はドイツ兵たちを逃がすことに注力したとのこと。

作中、近道するためゲットーを通るかみたいなセリフがある。

「ローマ ゲットー」でググると、ナポレオンによって解放とある。いまは観光名所だ。ナチスドイツが復活させたそれとは性質が違うものみたいでまぎらわしい。

ヨーロッパのユダヤ人たちは思った以上に長く反ユダヤ主義にさらされながら生きてきたってことなんだろうね。

同じ背景を持つ映画「避けた鉤十字/ローマの最も長い一日」では、カプラー大佐がおこなった、フォッセ・アルデアティーネの虐殺もフォローしているとのことなので、近く見るつもり。

この手の映画は陰惨でシリアスなものが多いんだけど、元がテレビ映画のせいか、どことなくユーモラスで最後まで明るかった。

視聴困難になってるのがもったいないと思った。

面白かった!

小説がうまくなる場所(続・授賞式にいってきた)

 ふたたび授賞式(贈賞式)に行ってきた。

前回の記事の方とはまた別の友だちの授賞式だ。友だちがすごいからおれもすごいみたいなことを考え出さないよう気をつけている。

今回参加させてもらった式もすごかった。
感動が新鮮なうちに書き残しておく。

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2019年12月31日のこと。

あっという間に旅行の最終日。金沢からは北陸新幹線で一気なので、新幹線の時間までだらだらしてれば良い。

早めのバスに乗るために早起きをした。この日も朝食付きプランで、やっぱり似たようなメニュー。今回の旅は、ホテルの朝食バイキングが多かった。ベターではあるけど、ベストではないね。三日に一回くらいがちょうどいいかも。次からはもっとよく考えたい。

朝風呂にも浸かった。ここの温泉はやっぱり熱い。

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2019年12月30日のこと。

パワハラそばしか食べてないので、起きるとお腹が減っていた。

乗るバスまで時間あったので、チェックアウト前、朝食を取りに外に出た。金沢の台所、近江町市場まで行って戻ってきてもぎりぎり間に合う感じかなぁと、歩き出すも、すぐそばにあったホテルの一階のスープモーニングにした。

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2019年12月29日のこと。

7:00前起床。

朝食評価が高いホテルを選んでいるから、おいしい朝食にありついているものの、どのホテルもメニューが似ていていい加減飽きてくる。

午前中は越前大野を回るつもりだったので、チェックアウトしたホテルに荷物を預けて外へ。

福井駅前を8:07に出る路線バスに乗車した。少しは観光客いると思ったら、地元の人しか乗ってなかった。

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2019年12月28日のこと。

ここから北陸編。

まずは前日12月27日の夜。関西国際空港から。

荷物を開けて、丸めて入れていたイージス(ワークマンが展開しているドカタブランド)を引っ張り出す。経堂で買っておいたJR切符(関空→北陸→東京)を使用開始。

すっかり夜で車窓が面白くない。関空快速で大阪に出てA線に乗り替える。てか、A線ってなに? 前からそう呼んでたっけ? そういえば京都に泊まったのはすごい前のことだ。

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