7:00前起床。
朝食評価が高いホテルを選んでいるから、おいしい朝食にありついているものの、どのホテルもメニューが似ていていい加減飽きてくる。
午前中は越前大野を回るつもりだったので、チェックアウトしたホテルに荷物を預けて外へ。
福井駅前を8:07に出る路線バスに乗車した。少しは観光客いると思ったら、地元の人しか乗ってなかった。
一時間かけて、越前大野に着く。
バスを降りたのはぼくひとりで、バスが行ってしまってもぼくひとりだ。
越前大野は朝市が有名な城下町とのこと。帰りのバスの時間が決まっているのでさくさくさっそく歩くことにするというか、やってるお店が見当たらないので、歩く以外しょうがない。
並んでいる寺社仏閣はすでに冬支度が済んでいる。
本堂正面にある三角のやつは、雪よけかな?
永平寺口駅の近くを散策しているときもいくつか見かけていた。いやまて。昨年歩いた、青森県五所川原町金木町も雪深そうだったけど、こんなのなかったような気がする。青森よりもこちらのほうが雪深いのかもしれない。
朝市はやってなかった。
観光サイトによれば、
>毎年春分の日~大晦日までの朝7時~11時頃、農家のおばちゃん達が丹精込めて育てた農産物を路上にところせましと並べた青空直売市を行っています。
とのことなんだけどウソだった。
まあ、観光客いないんだから、開けてろっていうほうが無理がある。いい加減、暮れも押し迫ってきているので、不定休みたいな状態に入っているのかも。
消雪パイプががんがんくみ上げるから、地下水が減ってきているという話はきいたことがあったけど、それはこういうところだったか。暖冬な今年は水位も安泰?
天空の城、大野城にも足を伸ばした。
冬期は城の中には入れない決まりだ。ただ雪はまったく積もっていないため、開けてくれてったいいじゃんと思う。
焼けてしまっていたけど首里城もいった。昨日巡った、最古の天守閣を持つ丸岡城といい、この大野城といい、今回の旅はかなりの城充だ。
散策にはちょうどいい高低差だった。のんびりのぼって、のんびり落ちてきた。ジョギングしている地元のひとはいるものの、観光客がほとんどいないので気分がいい。
少し早いけど昼食を摂ることにした。ググってみて評価が高いことを確認してから、ときわ三番店さんで大野名物しょう油カツ丼。そばもつくセットにした。
名物とはいっても、知れてるんでしょう? と高をくくっていたため、福井名物のソースカツ丼を食べずにいた。そんな状態で箸をつけると、こちらもびっくりするほどおいしかった。ソースカツ丼も食べておくべきだったがもう手遅れだ。
昼過ぎのバスで福井まで戻った。帰りも車内にひとりだった。
ホテルのロッカーに預けていた荷物を引き取ると、改札を通って駅のホームへ。
次の目的地、金沢にはどうやっていこうかと考える。福井ー金沢間はひとの行き来が多いみたいで、電車の本数が多い。特急も各駅もどっちも走ってて、乗ってる時間もそんなに変わらない。迷っているうちに折り返しの各駅電車が来るみたいで、なんとなく列に並んでしまった。急いでいるわけでもないのでそのまま各駅に乗った。
15:00すぎに金沢着。
北欧の共産主義国家にありそうなでかいオブジェを通りすぎてホテルに荷物を置く。
横んなったら寝てしまうのですぐ外にでる。
明日使うバスチケット(輪島までの往復切符)を購入し、本日使う、金沢市内の一日バスチケットも購入。夕方からになっちゃったけど、さっそく金沢観光に繰り出した。
というか、金沢なめてた。
数分おきに発車するバスはほとんどが満員。町にも大勢ひとが出ている。地方都市のなかでも、かなりでかい都市だった。不勉強な自分を恥じたい。
寺町寺院群と、西茶屋街を歩いた。駅の観光案内でもらったガイドマップだとけっこう近くにありそうなのに、実際はかなり離れていた。金沢、でかい!
夕食は21世紀美術館のそばにある、食べログ高評価のそば屋さんへ。
店主がけっこうなパワハラくそ野郎で、若者バイトたちが萎縮していた。増長するだけあって文句なしにそばは美味しかった。鼻は伸びても、麺は伸びてなか……いやもうやめとこう。昼間のしょう油カツ丼がさっぱりしてたので、気分的には餃子など中華だったのに、空いてそうだからつい入ってしまったのが失敗だった。
ホテルに戻ってもやることないなぁと思って、香林坊にあったゲーセンで時間を潰した。パズルボブルがあったのでひさびさやった。20面くらいで理不尽自摸が続いてゲームオーバー。腕は落ちてなかった。
今日はかなり歩いた。その上とても寒い日だったので、ホテルの大浴場がありがたかった。