すすきのの次世代型カプセルホテルの合理的な朝食バイキングをいただいた。シャワーを浴びてから出発。この日の宿が近くにあるので、まずは大きな荷物をそこに預ける。
すすきのはでっかい風俗街という認識でいいのかな。あちこちに無料案内所があった。真っ白な世界の中、真っ黒かカラスがくちばしで地面をつついている。
地下鉄で札幌駅に出た。
札幌→小樽間はかなりの本数が走っている。きた電車に乗った。
東京から乗り継いできたこの切符が自動改札に吸い込まれたのが10:00前。
おたる散策バス一日乗車券を購入してから観光スタート。
小樽は日本海側なので雪深い。積雪1メートルはありそうだった。
どこにいっても中国人観光客の集団と出くわした。話には聞いていたがこれほどまで多いとは思わなかった。
六花亭、北菓楼。メルヘン交差点のあたりは北海道物産展で富を集めた業者のショップが立ち並んでいた。中でもルタオはお城のような巨大な建造物をものしている。ドゥーブルフロマージュおいしいもんな。めちゃくちゃ売れてるんだろうね。
おたる散策バス一日乗車券をさっそく落としてしまうという失態をみせてしまい、にしん御殿まで足を伸ばす気力がそがれた。
そのかわり、小樽にある花街跡を目指したのだが、今度は雪がすごくなってきた。
花街跡には違いないけど、現役の飲み屋街として機能している。
このあたりってゴールデンカムイでも描かれたのかな。
路地の先で、雪かきをしているのがわかると引き返したりした。できれば大雪じゃないとき回りたい。
雪宿りでパチンコ屋に飛び込んだがさくっと負ける。
お昼を食べようと、駅に戻って三角市場に足を向けたが、中国人観光客ばかりだった。中国人らしきユーチューバーらしきひともいて、あたり一面カオスになっている。人気のお店は十組待ちなんてことがざら。人数の欄は2とか3ばかりが並び、1がない。ひとりはやはり入りにくい。食べログ高得点のお店を中国人観光客も把握してるのが不思議でならない。
結局歩いて観光客相手の店でホッケ定食。観光客相手の店の音楽センスが壊滅的なのなんでなんだろ。絶望的にセンスがないポップスを聞きながらかじったホッケはそれでもおいしかったので、できれば有名店のホッケ定食を食べてみたいものだと思った。
壁に張り出されている値札が1200円だったのにまさかの税別で、税込みだと1300円くらいになった。日本人相手ならまだしも、外国人観光客相手にも同じことやってるのはひどいと思う。そういう部分が音楽センスにも現れてるんじゃないのかな。
古い町なのでアーケード街も充実してるが観光コースとは外れていて寂れていた。
有名な北一ホールでコーヒーフロート。
どういうわけかここは空いていた。
小樽オルゴール堂本館はオルゴールを求めるロマンチックなひとたちで大盛況。
ガラスグッズやオルゴールなど日本人が鼻で笑うようなものが、ここ小樽では飛ぶように売れている。
札幌にはバスで戻った。
電車よりも時間はかかるが、遅れることなく確実に着くし、なにより空いててのんびりできるのがありがたい。
17:00すぎに札幌。
今回の旅の目的のひとつだった、北大キャンパスを見ておこうと札幌駅北口へ。
遅い時間だし年末だし敷地に入れなかったら、明日何時にくればいいのか確認しておこうそう思っていたのだが、結局簡単に入れた。
歩いても歩いても北大だった。広くてうらやましい。こんなところで大学生活を送ってみたい人生だった。
身体がすっかり冷えたので、えびそば一幻 総本店でラーメンと思っていたのだが、年末年始のアドリブ閉店したあとだった。
近くにあった、こちらで夕食。
らーめん五丈原 本店 (ごじょうげん) - 資生館小学校前/ラーメン [食べログ]
食券を買ってお店のひとに渡す。例によって中国人観光客グループがやってきてすぐに満席になった。
ラーメン、おいしかった。
でもよく考えたら、えびそば一幻も、らーめん五丈原も東京にあったね。
ラストナイトなのでいつもは350mlの発泡酒を500mlにする。コンビニでおつまみと一緒に発泡酒を買ってると、ダメな大人になってしまったような気がしてくる。そういったことが積み重なって、自己催眠にかかって本当にダメになってくるのではないだろうか。
チェックインすると朝預けた荷物はすでに部屋に運んであるという。ホテルのこういうところっって素直にすごいことだよね。
風呂に浸かって、アメトークの特番や、クイズ正解は1年後などを見た。
1:30頃就寝。